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放射能泉(痛風・万病の湯)

銭湯などで見かけるラドンの湯は、放射能泉の成分であるラドンを含有する石を湯に入れたものです。その効きめは、よく温まりますが、天然のラドン泉の薬効には及びません。他にも効能が広いので湯治にも利用されています。

別名ラジウム温泉ともいわれる放射能泉は、ラドンやトロンが一定量以上含まれていて、胃腸の病気やリューマチなどに効き、尿酸を尿から出すため痛風の湯ともいわれます。ラドン効果が一番高いのは、温泉から出るラドンの気体を、鼻と口から吸い込みながら温泉に浸かり、飲泉するのが効果的なラドンの入浴法です。

温泉地のラドン泉は低温泉が多く、長時間入浴することによって、皮膚からも、鼻、ロからもラドンを十分に体内吸収することができるようになっています。また温泉に含まれる放射能は湧き出した後、空気中に散ってしまうので心配ありません。

「痛風の湯」として効力を発揮するのは、ラドン泉を飲むと利尿効果があり、神経痛やリューマチ、自律神経失調症にも効果を発揮します。ただし、硫黄泉などと同じく「湯あたり」を起こしやすいので過敏な人は要注が必要です。

【北海道】二股ラジウム温泉
【福島県】母畑温泉
【新潟県】村杉温泉栃尾又温泉
【岐阜県】白狐温泉
【三重県】湯の山温泉
【鳥取県】関金温泉三朝温泉
【広島県】湯の山温泉湯来温泉
【佐賀県】古湯温泉

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[更新日]2017/07/26