有馬温泉(ありまおんせん)は兵庫県神戸市にある日本三古湯の温泉で、日本三名泉、三名泉にも数えられたり、江戸時代の温泉番付でも西最高位に格付けされた温泉です。
六甲山地の北側の紅葉谷の標高350m~500mに温泉街が開けています。公的な外湯は「金の湯」(金泉)、「銀の湯」(銀泉)、太閤の湯があり、大きな旅館やホテルは温泉街から少し離れた山麓にあります。
硫黄泉と酸性泉を除く7つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、放射能泉)が含まれた世界的に珍しい多くの成分が混合した温泉です。
温泉の場所:兵庫県神戸市北区有馬町
有馬温泉観光協会
【泉質】
金泉:含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉
銀泉:炭酸ラジウム混合低温泉
泉源:天神泉源、有明泉源、炭酸泉源、太閤泉(飲泉場)
【効能】
金泉(含鉄ナトリウム塩化物泉):炎症性および非炎症性のリウマチ疾患、外傷、手術後のリハビリテーション、慢性附属器炎、機能性不妊症、自律神経系障害、乾癬(かんせん)
銀泉(二酸化炭素泉):高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、無治性の傷、手足の局所的循環障害
銀泉(放射能泉):硬直性脊椎症、関節の退行性症状、慢性多発性関節症、脊椎の退行性疾患、慢性痛風、関節、筋肉リウマチ、軽度の末梢性動脈血行障害、更年期障害、気管支性ぜんそく
【交通】
鉄道 ⇒神戸電鉄有馬線有馬温泉駅
車 ⇒阪神高速北神戸線有馬口出入口より兵庫県道51号宝塚唐櫃線経由約1.5km