鹿児島県の西隣、日置市にあるの湯之元温泉は、鹿児島市内からのアクセスがいいところにあり、国道3号をはさんで温泉宿が立ち並び、JR鹿児島線「湯之元駅」からも徒歩いけます。
日本三大砂丘である吹上浜の北端でもあり、ここの海岸から眺める東シナ海に沈む夕日はたとえようのない美しさです。
温泉街は海から2Kmばかり内陸に入った所にあり、江戸時代は参勤交代の島津藩の武士が疲れを癒した由緒ある温泉場です。
江戸時代の初め1640年(寛永17年)頃の発見とされ、泉質の良さが評判で観光客だけでなく、漁師や農作業の疲れを癒す地元の湯治客にも人気の名湯です。
泉源の多くが無色透明の単純硫黄泉ですが、源泉によって湯の温度や泉質が違い、ひとつの旅館で複数の泉源を所有している場合も珍しくないといいます。
温泉の場所:鹿児島県日置市東市来町湯田
大きな地図で見る
旅館や家族湯、共同湯が街中あちこち点在し、温泉街の通りは道幅が狭ながら、昔ながらの温泉街の雰囲気が漂っています。
近くには薩摩焼きのふるさと・美山があります。
毎年10?12月ころに、椎の樹に寄生するヤッコソウの発生地として有名です。
【泉質】
無色透明の単純泉と単純硫黄泉(60℃)
【効能】
皮膚病、胃腸病、神経痛、婦人病
【交通】
鉄道 ⇒ JR鹿児島本線「湯之元駅」徒歩10分
車 ⇒ 市来インターから10分
湯之元温泉 宿の予約と詳細