湯平温泉は大分県由布市湯布院町にあり、由布市湯布院町の南部にある山あいのいで湯で、湯布院町の奥座敷に位置し、花合野川(かごのがわ)沿いに点在する様に旅館が立ち並んでいます。
温泉の歴史は隣接する由布院温泉よりも古く、伝承では鎌倉時代に始まるとされ、史料でも室町時代には存在していたといいます。石畳の道をはさみ両側に約40軒の旅館や湯治客用の貸間や商店が軒を連ねています。
古くから湯治場として親しまれ、漂白の俳人・種田山頭火も訪れた、湯平温泉をうたった「しぐぐるや人のなさけに涙ぐむ」の句が残る趣ある温泉です。
温泉の場所:大分県大分郡湯布院町湯平
由布院とは正反対で、お洒落なお店や、レストラン、観光名所などは皆無です。
メジャー好きの人には、物足りないですが、本当の静けさ、療養、都会の喧騒から離れたい人にはぴったりの場所です。
共同浴場は「金の湯」「銀の湯」など5軒あります。
【泉質】
ナトリウム塩化物泉(45-90℃)
【効能】
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病等
【交通】
鉄道 ⇒ JR久大本線「湯平駅」よりバスで約10分
車 ⇒ 大分自動車道「湯布院IC」より約15km
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