水上温泉は水上温泉郷の核となる大温場です。
水上温泉郷は群馬県の北部にあり、東部は片品村に、南部は川場村・沼田市・旧月夜野町に、西南部は旧新治村に、西北部は新潟県にそれぞれ接しており、利根川に流れ込む幾つかの川沿いに8つの温泉が点在する群馬県有数の温泉郷です。
水上温泉は1558年(永禄年間)頃に、海翁和尚が利根川の崖から立ち上る煙を発見したのがはじまりと伝えられています。
草津、伊香保と並んで群馬県を代表する温泉地で、温泉街の中央を利根川が流れ、奇岩や怪岩がある諏訪峡やライトアップされる水上峡などが名所となっています。
水上温泉が有名になったのは、若山牧水の「みなかみ紀行」であり、この頃には既に20、30の宿があったと記されていて、牧水以外にも太宰治、北原白秋、与謝野晶子など多くの文人墨客が訪れたといいます。
温泉の場所:群馬県水上町湯原群馬県水上町湯原
上越線のJR水上駅近く、利根川上流の渓流沿いの崖に大小の宿泊施設があり、その合間を縫うように諏訪峡や水上峡があり、紅葉シーズンには多くの観光客で賑わいます。
温泉街をゆっくりと走るトテ馬車や、「湯テルメ・谷川」や足湯が楽しめる「ふれあい交流館」など町営の温泉施設などもあります。
【泉質】
硫酸塩泉
【効能】
神経痛・リュウマチ・胃腸病
【交通】
鉄道 ⇒ JR上越線「水上駅」より徒歩で約5分
車 ⇒ 関越自動車道「水上IC」より約3km
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