蔵王温泉は蔵王の山形県側の山麓にあります。
高湯爆裂火口の火口低に位置する標高約900mにあり、夏は山形市街地より約10度も涼しいリゾート地です。
西暦百十年、日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという伝説が残る蔵王温泉。
矢の毒を癒すために入浴したところ、たちどころに傷は全快したといいいます。
その発見者の名から多賀由温泉と呼ばれ、高湯温泉と改め、さらに蔵王温泉と名を変え発展してきました。
高湯温泉はまつて最上高湯とも呼ばれ、白布(山形県)、信夫(福島県)とともに「奥羽三高湯」として知られてきました。
温泉の場所:山形県山形市蔵王温泉
蔵王温泉大露天風呂のスケールの大きさはすごく、毎分800リットルの強酸性の湯が湯川となって、200人が入れる岩風呂を流れ落ちていきます。
強い酸性の硫黄泉は、特に皮膚に効くことから「子供が丈夫に育つ湯」「難病治療の湯」、また肌を白く滑らかにする「姫の湯」「美人づくりの湯」と言われています。
避暑はもちろん、季節毎に変化する山の色を満喫できるトレッキングがおすすめです。
立寄り湯も充実しています。
【泉質】
含鉄・硫黄、アルミニウム、硫酸塩・塩化物温泉
【効能】
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経傷害、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
【交通】
鉄道 ⇒ JR山形新幹線「山形駅」よりバスで約40分
車 ⇒ 山形自動車道「山形蔵王IC」より約17km
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