薬研温泉は青森県下北半島の大畑川にあり、その上流2kmあたりに奥薬研温泉があります。
開湯は1615年、大坂夏の陣で敗れた城大内蔵太郎が当地まで落ち延びてきた際に発見したとされます。
薬研とは漢方薬をすりおろす器具のことで、源泉の湧出口がその薬研に似ていたことから名付けられたといわれています。
交通が不便なぶんだけ野趣に溢れ、渓流には岩魚がいます。
銘木ヒバの原生林に囲まれた温泉地で、豊臣方の落ち武者伝説が伝えられるところです。
温泉の場所:青森県むつ市大畑町薬研
奥薬研温泉の河原にある大露天風呂「かっぱの湯」は人気で、町営の「奥薬研温泉レストハウス」にも「夫婦かっぱの湯」という露天風呂があります。
食事は名物、イカスミらーめんが美味です。
【泉質】
単純温泉(47-72度、無色透明)
【効能】
疲労回復・リュウマチ・神経痛
【交通】
鉄道 ⇒ JR大湊線「下北駅」よりバスで約50分
車 ⇒ 東北自動車道「青森IC」より約130km
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