盛岡市の西部に位置する温泉地で、市内からは車でおよそ20分と近く、「盛岡の奥座敷」と言われて親しまれています。
繋温泉の歴史は古く、11世紀に源義家が愛馬を穴の空いた石に繋いで温泉に入湯したことから「つなぎ」と名付けられたと伝えられています。
また、義家の殺生を戒めた「猫石」の伝説があり、温泉街には穴の空いた「つなぎ石」や猫の形をした大岩が残されています。
また、徳川時代には南部藩主やその家族が来訪した記録が数多く残されています。
温泉の場所:岩手県盛岡市繋
盛岡市の西部にある人造湖「御所湖」周辺は、4月後半から桜、梅、こぶし、れんぎょうが一斉に咲きだします。
また、温泉街近くの尾入野湿性植物園では、春は山吹、梅雨時は25,000本のかきつばた、その後8月まで睡蓮が咲いています。
車で5分のもりおか手づくり村では、県内の伝統工芸の技を間近で見学、体験することができます。
【泉質】
単純硫黄泉
【効能】
糖尿病、慢性婦人病、慢性皮膚病、切り傷この他、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復
【交通】
鉄道 ⇒ JR東北新幹線「盛岡駅」よりバスで約35分
車 ⇒ 東北自動車道「盛岡IC」より約8km
繋温泉 宿の予約と詳細