青森県下北半島の最北端大間崎は、本マグロで有名な大間がありますが、下風呂温泉は青森県下北半島の北側にあり、津軽海峡に面していて、対岸に北海道の函館と恵山が望め、下北半島北通海岸にある温泉は下風呂温泉しかありません。
室町時代から湯本と呼ばれて、刀傷や槍傷に効くとして湯治場として利用されていて、江戸初期に南部藩主「南部重信」の入湯記録があります。
海岸沿いの山肌に、大湯・新湯という共同浴場のや近代的なホテルと昔ながらの旅館が10数軒あります。
温泉の場所:青森県下北郡風間浦村下風呂
下風呂温泉の名前の由来は、泉質が硫黄泉であることから、アイヌ語のシュマ(岩)とフラ(臭い)に由来すると言われています。
この温泉場は井上靖が小説「海峡」を執筆し、水上勉の「飢餓海峡」の舞台として知られ、夏には幻想的な津軽海峡の烏賊漁の漁り火を見ることができます。
【泉質】
硫黄泉 (源泉40℃)
【効能】
高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、打撲傷、神経痛、婦人病、皮膚病
【交通】
鉄道 ⇒ JR大湊線「下北駅」からバスで約70分
車 ⇒ 東北自動車道「青森IC」より約50km
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