皆生温泉は鳥取県の西の端、島根県と県境を接する米子市に位置し、日本海に面した海辺の温泉郷です。
城下町米子の郊外、美保湾の望む白砂青松の浜が美しい山陰の代表的な温泉で、明治期(1900年)に地元漁師が海中に湧き出す湯を発見し「泡の湯」と名付けたのが始まりとされています。
弓ヶ浜の皆生海岸に面する東西1000m、南北400mの狭い範囲に大型ホテルを含む宿泊施設が集積しており、その収容規模は約5000人で山陰最大級である。
その昔、出雲の稲佐の浜から泡となって流れた魂たちが海岸に流れ着き、新しいからだと心が蘇生し、「皆生まれ変わった」ことから、この地を「皆生」と呼ぶようになったという言い伝えも残っていて、長寿にあやかれる温泉場とされています。
温泉の場所:鳥取県米子市皆生
温泉の発見から100年以上経っても、その豊富な湯量はいささかの衰えもなく湧き出している皆生温泉は、保温効果に優れ効能も神経痛やリウマチ、皮膚病など多岐にわたり、肌がツルツルになると女性に好評です。
皆生温泉は豊かな日本海と、山の幸が豊富な大山に囲まれ、夏には海岸で採れる岩牡蠣を豪快に焼き、冬には松葉ガニが。
山からは猪肉、きのこ、季節の山菜と盛りだくさん。
また近年の皆生温泉は、日本初のトライアスロン発祥の地として、毎年7月に開催される大会には多くの選手たちが熱い戦を繰り広げています。
【泉質】
ナトリウム・カルシウム塩化物泉
【効能】
効能?神経痛、リウマチ、慢性皮膚病、慢性婦人病
【交通】
鉄道 ⇒ JR山陰本線「米子駅」よりバスで約15分
車 ⇒ 米子自動車道「米子IC」より約6km10分
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