岩室温泉は多宝山の東山麓を流れる矢田川のほとりにあり、新潟の奥座敷である江戸時代より北国街道の温泉地として栄えています。
江戸時代より北国街道の宿場町でもあり、越後一の宮弥彦神社の参拝者の宿とし栄えた由緒ある伝統があります。
開湯は1713年(正徳三年)、庄屋でもあった高島庄右衛門の夢枕に白髪の老翁が立ち霊泉のお告げがあり、そのお告げ通りにこの地を探すと、一羽の傷ついた雁が水浴をして傷を癒 していたことから源泉を発見し、これが別名「霊雁の湯」とも呼ばれるようになりました。
岩室温泉は現在も効能豊かな温泉と情緒溢れる温泉街で、各旅館ごとに趣向を凝らし、昔ながらの人情のもてなしが受けられます。
温泉の場所:新潟県新潟市岩室温泉
岩室温泉の発見者ともいうべき高島庄右衛門の宿が現在の「高島屋」です。
庄屋造りの古民家を移築した建物は、重厚で落ち着きを感じさせます。
明治天皇が北陸巡幸のおり、お立ち寄りになった建物は、温泉遺産ともなっています。
岩室温泉の宿の料理は、もちろん日本海の幸がメインです。
新潟産の食材にこだわった料理がいただけます。
近くの弥彦神社へは車で5分。
日本海の海水浴場へは車で10分で行けます。
【泉質】
ナトリウム・カルシウム塩化物温泉
【効能】
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
【交通】
鉄道 ⇒ JR羽後線「岩室駅」よりバスで15分
車 ⇒ 北陸自動車道「巻潟東IC」より約10km
岩室温泉 高島屋の予約と詳細