浅間温泉は、長野県松本市にある温泉で、松本市街と北アルプスを望む高台のゆるやかな斜面に、中信随一の温泉街が広がっています。
古くは日本書紀(西暦698年・飛鳥時代)に、浅間の湯と思われる一節がありますが、開湯は約1000年前と言われ、939年(天慶2年)に地元の豪族犬養氏が発見し、「犬養の湯」と呼ばれていたこともあります。
江戸時代には松本藩主の御殿湯(現在の日帰り入浴施設「枇杷の湯」)が置かれ、湯守によって管理されていました。
温泉の場所:長野県松本市浅間温泉
与謝野晶子、竹久夢二ほか多くの文人墨客たちに親しまれ、正岡子規、伊藤左千夫などの「アララギ派」の結成地でもあります。
温泉街には約30軒の旅館と、2軒の日帰り専用入浴施設(枇杷の湯、市営浅間温泉会館ホットプラザ浅間)や、3軒の共同浴場(仙気の湯、港の湯、倉下の湯)があります。
また、近代的なホテルから昔の面影をしのばせる白壁や土蔵造りの旅館まで、さまざまなたくさんの宿があります。
お湯は無色無臭でしが、第1号源泉は微かに硫黄臭を感じます。
またイオンがたくさん含まれていて代謝作用を促進させるので、湯冷めしにくいと昔からいわれています。
【泉質】
アルカリ性単純温泉 (源泉温度46?53度)
【効能】
リウマチ、糖尿病、外傷、胃腸病
【交通】
鉄道 ⇒ JR篠ノ井線「松本駅」よりバスで約20分
車 ⇒ 長野自動車道「松本IC」より約6km
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