赤湯温泉は山形県南陽市にあり、開湯は1100年代、八幡太郎義家の弟、源義綱が発見したとされ、義綱の家臣この温泉で傷を癒した際、傷から出た血でお湯が真っ赤になったことから、赤湯と呼ばれるようになったと言われています。
江戸時代は米沢藩の湯治場として栄え、藩主専用の御殿湯も設けられました。現在の共同浴場の「大湯」は、1312年に弘法大師によって開かれたという伝説を持ち、「とわの湯」は1943年(昭和18年)まさに、昭和18年の「18(とわ)」に開設されています。
温泉の場所山形県南陽市赤湯温泉
奥羽本線赤湯駅の東に流れる吉野川と、国道13号の間に温泉街がひろがり、21軒の旅館があります。
共同浴場は「大湯」「とわの湯」の他に、「あずま湯」「丹波湯」「烏帽子の湯」の5件があります。共同浴場の「大湯」は屋根の上に温泉マークと赤湯の看板があるので、発見しやすい共同浴場です。
共同浴場の定休日は異なりますが、いずれかの浴場に入浴することが可能です。入浴料金は100円と安く、源泉地には飲泉場、足湯もあるので、存分に楽しめます。
赤湯温泉旅館協同組合
【泉質】
ナトリウム・カルシウム塩化物泉(含硫黄 源泉温度63℃)
【効能】
切り傷、火傷、皮膚病
【交通】
鉄道 ⇒ 山形新幹線赤湯駅より車で約5分。
車 ⇒ 東北自動車道福島飯坂ICから国道13号線を米沢方面へ55キロ、約70分。
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