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温泉の入浴法

ぬる湯でストレス解消

ぬる湯にゆったりつかっていると、日頃のイライラや情緒不安定が不思議なほど落ち着いてくるのです。体温に近いぬるめの湯は、神経を鎮め、精神をときほぐす作用があるんです。なぜかというと、ぬる湯の効用で自律神経が副交感神経支配になるからです。

人間の内臓は交感神経と副交感神経という2つの自律神経によって動かされていますが、交感神経が支配すると心臓、肺、胃などがせわしなく働き、逆に副交感神経が勝ると、すべての臓器は休息に入ります。だから、ぬる湯につかると、体の芯からゆつたりくつろげるというわけで、日頃酷使されている神経を休めるには最適の入浴法となるんです。

「ストレスを解消するには自然と温泉に浸るに勝る妙薬はない」と自然療法の学者さんたちはいいます。なかでも、34~38℃くらいのぬるめのお湯に、たっぷりと時間をかけてつかる「持続浴」がお勧めです。「持続浴」をすると、お湯が低温のため発汗や、脈拍や血圧の上昇も少ないため、疲れることがありません。その点では大変中高年に向いています。

長時間入浴することができるため、体の芯まで温めることができて、皮膚や呼吸器から温泉成分が浸透してジワジワ効果を上げます。また、リューマチ、神経痛の痛みを和らげるほか、高血圧症にも効果的です。時間は1時間から8時間、ながら族にはうってつけといえます。

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[更新日]2017/09/06