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温泉の選び方

温泉療法は避けた方がいい場合もある

治療目的に温泉を利用しようとしてもいけない場合があります。温泉は万病に効くわけではないからです。急性の疾患や発熱、病気が進行している時や安静を必要とする時、病気の進行期で回復力がない時は入浴は避けなければなりません。

重症の糖尿病や高血圧、動脈硬化症、進行性の結核、脳出血、脳血栓、クモ膜下出血などでの退院直後、心臓ぜんそく、尿毒症や重症の心臓病、胃潰瘍(かいよう)、十二指腸潰瘍など出血しやすい病気、癌、肉腫、白血病、。妊娠初期や妊娠後期、流産や早産をしやすい時期に温泉に入るのは避けたほうが無難です。

また、温泉に入ると新陳代謝が盛んになり、結構なエネルギーを消費しますから、その時期に温泉浴を知れば、からだのが衰弱してしまいます。病気のときの温泉療法は、医師と相談してご利用されることをお奨めします。

飲泉が可能な温泉の場合でも、腎炎、ネフローゼ、高血圧症、心臓病などの人は、温泉を飲んではいけません。さらに、高齢者に多い熱いお湯や、酸性泉、硫黄泉など刺激のきつい温泉は避けましょう。せっかく来たので「もったいない」などと思わずに、入浴も1日2回までと回数も少なめにし、湯あたりを起こさないように気をつけましょう。

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[更新日]2017/12/12