白布温泉は山形県米沢市にあり、江戸時代から福島の高湯温泉、山形の蔵王温泉と並び、奥州三高湯のひとつに数えられています。
吾妻山の標高900mの爽涼の地にある山峡の出湯です。
白布の名の由来はアイヌ語で「霧氷のできる場所=シラブ」という説や、湯の花が白い布のように見えるところからなど複数の説があります。
開湯は1312年で、鷹が温泉で傷を癒しているところを発見したとされています。
160年頃米沢藩の鉄砲製造所あったという記念碑もあります。
白布と言えば上杉藩政時代から「西屋」「中屋」「東屋」と3軒の茅葺き屋根の旅館が並んでいるので有名でしたが、「中屋」と「東屋」が火事で焼失してしまい、現在は「東屋」が再建され、西屋と東屋だけになっています。
温泉の場所:山形県米沢市関
白布温泉スポット | ||
茅葺きの旅館 |
湯滝はこの旅館の名物 |
勢いよく流れる湯滝 |
趣のある構えの旅館 |
郷土料理「鯉の洗い」 |
旅館近くには滝も |
西吾妻登山、天元台スキー場、西吾妻スカイバレーへの基地として、四季を通じアウトドアの拠点として観光客で賑わっています。
【泉質】
硫黄泉(源泉60℃)
【効能】
胃腸病、慢性呼吸器病、官能性神経疾患
【交通】
鉄道 ⇒ JR山形新幹線「米沢駅」よりバスで約40分
車 ⇒ 東北自動車道「福島飯坂IC」より約65km
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