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温泉の利用法

効能がなく冷たくても温泉

温泉の定義は「地中から絶え間なく湧き出している温かい水」ということで、地殻内部の超高温、超高圧層の水がマグマに含まれていた化学物質を含んだ水分と一緒に、地表に放出したのが温泉であり、地中深くから初めて現れた水という意味で「バージン・ウォーター」と呼ばれています。

温泉はまさしく生きた泉であり、この上ない自然の贈りものです。火山列島である日本は、世界でも有数の温泉天国です。全国各地にある温泉は2千以上もあり、湧き出している源泉の数は2万を越えるといわれています。

温泉場には温泉があれば良いというものではありません。温泉旅館の建物などの建造物も温泉を楽しむには大切な要素です。

また、その土地の伝統的な入浴法とか料理なども温泉場には必要です。源泉かけ流しの湯船などに始まり、日常に密着した温泉の利用法なども重要な要素です。

わが国の温泉法による、温泉の定義は、地中から湧出する温水、鉱水、及び水蒸気その他のガスで、以下の条件であることとされています。

1.温泉源から採取されるときの温度が摂氏25度以上のもの。
2.以下のうち、いずれか一つの溶存物質(温泉に溶け込んでいる化学物質)を含むこと。

物質名 含有量(1キログラム中)
溶存物質 1,000mg以上
遊離炭酸 250mg以上
リチウムイオン 1mg以上
ストロンチウムイオン 10mg以上
バリウムイオン 5mg以上
フェロまたはフェリイオン 10mg以上
第1マンガンイオン 10mg以上
水素イオン 1mg以上
臭素イオン 5mg以上
ヨウ素イオン 1mg以上
フッ素イオン 2mg以上
ヒドロひ酸 1.3mg以上
メタ亜ひ酸 1mg以上
総硫黄 1mg以上
メタほう酸 5mg以上
メタけい酸 5mg以上
重炭酸ソーダ 340mg以上
ラドン 10mg以上
ラジウム塩 1億分の1mg以上

 

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[更新日]2017/08/01