黒川温泉は阿蘇山の北に位置する南小国温泉郷のひとつで、標高700m九重山西の筑後川の支流である田の原川沿いに、懐かしさあふれる宿が立ち並び、湯治場の雰囲気を残しています。
発祥は、その昔、病の父のためにウリを盗んだ孝行息子の首を畑の主がはねたところ、なぜか落ちていたのは地蔵の首だったそうです。
その首を安置した場所 (現在の外湯・地蔵湯)から温泉が湧き出したといわれます。
もともと山あいのひなびた湯治場であった黒川温泉は、20数軒の旅館経営のほとんどが兼業農家でした。
温泉街の整備として統一的な町並みをつくるなどして、有名になったのは2000年以降です。
温泉の場所:熊本県阿蘇郡小国町北黒川
各旅館の露天風呂はそれぞれ魅力的で、宿により源泉が異なるという点も人気の秘密です。
民芸で飾った宿や庄屋造りの建物など建物は古民家風に造られ、温泉街全体の雰囲気を良くしています。
【泉質】
ナトリウム塩化物・硫酸塩泉など
【効能】
やけど・切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、動脈硬化症、高血圧症、慢性消化器病
【交通】
鉄道 ⇒ JR久大本線「豊後森駅」よりバスで約75分
車 ⇒ 大分自動車道「日田IC」より約50km
黒川温泉 お勧めの山河旅館の予約と詳細
黒川温泉スポット | ||
入湯手形やおみやげなどの販売を行っている黒川温泉の総合案内所 風の舎 TEL.0967-44-0076 黒川温泉の売りですっかり有名になった露天風呂巡りの「入浴手形」が購入できます。 |
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旅館組合事務所で杉の板で作った「入浴手形」を1200円で購入すると、旅館にある24ヶ所の露天風呂から3カ所まで選んで入浴できます。 | ||
創業明治35年のスワンサイダー200円 | ||
どら焼き「どらどらバーガー」には大福餅がはさんであります。 | ||
温泉街の中心にある地蔵堂に、使用済みの「入湯手形」に「恋愛成就」「交通安全」「学業成就」のスタンプを押して納めると願掛けになるとのことです。 | ||
旅館全景 |
大露天ぶろは混浴? |
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