板室温泉は那須塩原市にあり、栃木県那須郡にある那須温泉郷のひとつです。
那須温泉郷は那須岳の周辺に点在する温泉の総称ですが、板室温泉は那須連山の西端に位置し、他の温泉から少し離れた那珂川の支流の湯川沿いに湧く温泉です。
板室温泉は那須七湯の一つに数えられ、後冷泉天皇の1059年(康平二年)、那須三郎宗重が発見し「下野の薬湯」と称され広く天下に知られた名湯です。
板室温泉は栃木県内でも有数の源泉を持ち、現在では22の源泉が確認され、板室渓谷の新緑や紅葉の豊かな自然景観が保たれています。
温泉の場所:栃木県黒磯市板室
昔から「湯治十日で杖いらず」と言われたアルカリ性の単純泉は、名湯にふさわしい神経痛や脳出血の後遺症などに効果的です。
一本道にひなびた湯治場の雰囲気が漂、自然豊かな環境が良い温泉街には、みやげ店、食堂、郵便局、診療所、スナックなどもあります。
【泉質】
アルカリ性単純泉、無色透明(源泉39?45℃)
【効能 】
神経痛、リウマチス、高血圧症、脚気、脊髄病、小児麻痺、鞭打ち症、疲労回復
【交通】
鉄道 ⇒ JR宇都宮線「黒磯駅」よりバスで約40分
車 ⇒ 東北自動車道「那須IC」より約22km約30分
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