青森県平川市にある碇ヶ関温泉郷は、青森県、秋田県の県境にある山々に囲まれた静かな温泉郷です。
碇ヶ関温泉郷は奥羽本線の青森県の碇ヶ関駅から秋田県の陣場駅にかけて、碇ヶ関温泉・湯の沢温泉・古遠部温泉などの温泉場があり、それぞれ泉質が異なり、色も、味も、匂いもまったく違う温泉が湧き出ています。
実際には10種類以上の泉質があって、碇ヶ関温泉郷だけでいろいろな温泉の効能を楽しめる全国でも珍しい温泉郷です。
鎌倉時代に津軽4代藩主津軽信政が、御仮屋を造営して入湯したのが、碇ヶ関温泉の始まりといわれており、幕末のころには、伊能忠敬や吉田松陰などの名士がここを通り入湯したという記録が残っています。
温泉の場所:青森県平川市碇ヶ関
津軽藩政時代、現在の秋田県との境に設けられていた「碇ヶ関御関所」があります。
その関所の近辺には、紅葉の名所としても知られる岩淵公園があり、森林浴・行楽に多くの人々が訪れます。
【泉質】
弱食塩泉・含土類石膏食塩泉・酸性硫黄泉など
【効能】
神経痛、筋肉痛、冷え性、火傷、脳溢血後の半身不随
【交通】
鉄道 ⇒ JR奥羽本線「碇ヶ関駅」より徒歩15分
車 ⇒ 東北自動車道「碇ヶ関IC」より 5分
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