血行を促進するには、炭酸ガスを含む二酸化炭素泉が最高です。入浴入ると肌に気泡がまとわりつく温泉があります。この泡のもとは炭酸ガスで、「泡の湯」などと呼ばれ、血行をよくしたりする働きがあります。また「炭酸せんべい」としてみやげ物になったりします。
この「泡の湯」の炭酸泉は、毛細血管を拡張し、低温泉で心臓に負担をかけずに血液の流れをよくするので、ヨーロッパでは「心臓の湯」といわれたりもします。温泉の温度が低くても、入浴後も体中ホカホカするほどよく温まります。
低温泉が多いために、高血圧の人も体に負担をかけず血圧を下げることができ、心臓病、更年期障害や不妊症、リューマチにも効きます。
飲泉できる温泉を飲むと、サイダーのような喉越しがあります。このサイダーは胃腸の働きを活発にし、水分の吸収をよくしますので、胃腸病や便秘にも効果的です。また利尿効果もあります。