芦原温泉(あわらおんせん)は、福井県あわら市にあります。農地の灌漑工事を行っている最中1883年(明治16年)に温泉が湧きました。温泉は湧いたものの、これといった作物も育たない湿地帯で風景が平凡だったので、各旅館が庭園と建築、露天風呂などを風情のあるものにしました。
その後落ち着いたたたずまいが人気を呼び、また永平寺の精進落としの湯として、また関西地方の奥座敷として発展していきます。1956年(昭和31年)に大火に見舞われた後の都市計画で、区画された温泉街が作られ、福井県屈指の温泉街として「関西の奥座敷」と呼ばれるようになり、昔から多くの文人墨客に愛されています。
さらっとした塩化物泉のお湯は、温泉療法医がすすめる「名湯百選」にも選ばれています。
温泉の場所:福井県あわら市
【泉質】 塩化物泉(源泉数46箇所)
【効能】
リウマチ、慢性皮膚炎ほか
【交通】
鉄道 ⇒ JR北陸本線「芦原温泉駅」から徒歩圏内
えちぜん鉄道三国芦原線「あわら湯のまち駅」前
車 ⇒ 北陸自動車道「丸岡IC」から20分「金津IC」から15分