浅虫温泉は青森市の東の玄関口にあります。
北に陸奥湾、周縁部を八甲田の山々に囲まれた自然豊かな「浅虫地区」は、古くから全国有数の温泉地としても知られており、「森林浴の森日本百選」に選ばれています。
平安時代の876年に円仁が発見したとされ、その名の通り「麻を蒸す」ことのみに使われていた温泉が、1190年にこの地を訪れた法然が、民衆に入浴を薦めたのが始まりとされています。
その名は「麻を蒸す」が転じて「麻蒸」とよばれていましたが、火に縁のある文字「蒸」を嫌って、「浅虫」になったと言われています。
江戸時代には本陣も置かれ、弘前藩の藩主も入浴したと伝えられています。
温泉の場所:青森県青森市浅虫
浅虫温泉の旅館14軒、民宿2軒を通行手形(有料)で3ヶ所の湯めぐりができ、共同浴場としては、浅虫温泉駅裏手の松の湯があります。
また、浅虫温泉駅構内には無料の足湯が有ります。
他、温泉街の裏手には、森林浴に最適なハイキングコースがあります。
この山の途中には、陸奥湾展望台もあっていい眺めが楽しめます。
さらに温泉周辺では、山海の珍味、海水浴、ウインドサーフィン、ヨット、釣り、森林浴、スキー、湯治など四季を通じて楽しめます。
【泉質】
ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物温泉
【効能】
リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性湿疹および角化症、虚弱体質、婦人病、 動脈硬化症、高血圧症
【交通】
鉄道 ⇒ JR東北本線「浅虫温泉駅」より徒歩で約5分
車 ⇒ 東北自動車道「青森IC」より約30km
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