青根温泉は宮城県柴田郡にあり、1528年に当時の川崎領主・佐藤掃部が発見し、1546年に湯小屋を開いたのがはじまりとされ、江戸時代には伊達藩の保養所として460年余りの歴史を誇っている名湯です。
温泉名でもある青根の由来は、山中に茂るアオキの根元からお湯が湧き出していたので「青根」の名がついたとされています。
蔵王連峰の一つ、花房山の中腹の山の中の集落に湧く温泉には、10軒の宿がありひっそりとした雰囲気に包まれています。
温泉の場所:宮城県柴田郡川崎町青根温泉
お湯は無色透明でクセがなく、肌を滑るような感触です。
作曲家古賀政男(故人)の名曲「影を慕いて」は、失意の中で青根の雑木林をさまよっているうちに生まれたというエピソードがあり、野鳥の森公園の雑木林に古賀政男氏の歌碑があります。
【泉質】
弱アルカリ性単純温泉
【効能】
眼病、腰痛、リウマチ、胃腸病宮城県柴田郡川崎町青根温泉
【交通】
鉄道 ⇒ 東北新幹線白石蔵王駅より宮交仙南バスで約60分。
車 ⇒ 山形自動車道 宮城川崎ICより 国道457号。