湯田川温泉は山形県の日本海側、庄内地方の金峰山の麓にある湯治場として栄えた温泉郷です。
開湯1300年という伝統があり、鶴岡の奥座敷として地元民に親しまれ、庄内藩政の時代には、藩主や美人の湯としてお姫様がお忍びで温泉を楽しんだという言い伝えがあります。
約1300年前の和銅5年、傷を負った一羽の白鷺が葦原に降り、そこに湧いていた湯で傷を癒したと言われ、そのことから「白鷺の湯」と呼ばれていました。
温泉の場所:山形県鶴岡市湯田川温泉
華やいだ雰囲気はなく静かな佇まいの中で、道を挟んで肩を寄せ合うようにして並ぶ黒塀の宿や白壁の宿、少しだけ近代化を試みたような素朴な建造物の宿は、多くの文人からも愛されています。
温泉郷の奥には山の斜面を利用した300本あまりの梅を有する梅林公園があります。
【泉質】
硫酸塩泉(43度)
【効能】
神経病・リウマチ・高血圧症・動脈硬化症
【交通】
鉄道 ⇒ JR羽越本線「鶴岡駅」よりバスで約30分
車 ⇒ 山形自動車道「鶴岡IC」より約9km
湯田川温泉 宿の予約と詳細