湯瀬温泉は秋田県鹿角市にあります。
湯瀬温泉は米代川の渓流に沿い、湯煙を上げている静かな温泉で、川の瀬からも湯が湧くほど湯量が豊富なことから「湯瀬」と名づけらたと伝えられています。
緑の山並みに抱かれた温泉街は、近代ホテルと昔の湯治場の面影が共存し、ゆったりとした感じを抱かせる温泉郷です。
また、湯瀬渓谷は、米代川の清流によって浸食された峡谷と、その両側に切り立つ奇岩絶壁の連なり、奇岩上に点在するヒメコマツの風情が美観を呈しています。
春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季それぞれの景観が美しいです。
新秋田三十景の一つにも選ばれています。
又群馬の川中温泉、和歌山の竜神温泉と並んで、日本三大美人の湯として知られています。
温泉の場所:秋田県鹿角市八幡平湯瀬温泉
米代川の向こう岸には、旧鹿角街道で別名津軽街道が、約2kmにわたってその跡をとどめ、格好の散策路、ハイキングコースとなっています。
その細道を一の渡り橋跡辺りから辿ると、山手には地蔵岩、権現岩、大地平、細滝、ひやき滝、剣ヶ峰等の景観が続きます。
渓流の川底には、大小のおう穴を見ることが出来ます。
天狗橋付近や藍桶(あいこが)の深淵、獅子淵、奔流が絶景を呈しています。
【泉質】
アルカリ単純泉 (50-63.4度) PH8.9
【効能】
神経痛、リウマチ、皮膚病、婦人病、糖尿病、腰痛
【交通】
鉄道 ⇒ JR花輪線「湯瀬温泉駅」より徒歩ですぐ
車 ⇒ 東北自動車道「鹿角八幡平IC」より約8km
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