沢渡温泉は群馬県吾妻郡中之条町にあって、中之条から草津へ向かう「ロマンチック街道」の暮坂峠の10km手前、四万川支流の標高600mのところにあります。
(長野県の沢渡温泉は、「さわんどおんせん」)
歴史に名高い、源氏の木曾義仲や源頼朝も、この沢渡のいで湯で疲れを癒したと言われ、縄文のころから湯の沸く場所だったと伝えられています。
沢渡の湯は、無色透明の硫酸塩泉で肌ざわりが軟らかく、入り心地のなめらかさは元祖美肌の湯とたたえられ「一浴 玉の肌」といわれるようになりました。
草津温泉の酸性泉に対して、やわらかな肌感の泉質であり、近くには温泉病院もあります。
温泉の場所:群馬県吾妻郡中之条町上沢渡
北の四万温泉や西の草津温泉に比べ、交通の不便なことが幸いして、歓楽施設のない温泉場は、民家やみやげ店にまじって道の両側にこぢんまりと木造旅館が並びます。
温泉場には「沢渡温泉共同浴場」が一軒だけあり、湯口に飲泉のためのコップがおかれた温度差のある二つの湯船に分かれています。
【泉質】
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(源泉55℃)
【効能】
切り傷・やけど・神経痛・リュウマチ・運動麻痺・慢性消化器病・痔・冷え性・糖尿病・婦人病・病後回復期・水虫
【交通】
鉄道 ⇒ JR中之条駅よりバスで25分
車 ⇒ 関越自動車道「渋川伊香保I.C」約55分
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