石川県深谷町にある深谷温泉は、金沢温泉郷のうちのひとつで、温泉郷にはほかに湯涌温泉、曲水温泉、犀川峡温泉、滝坂温泉があります。
金沢と富山を結ぶ国道304号線沿いで、山に挟まれた深い谷に湧いている温泉から名づけられました。
室町時代に滞在した日蓮宗のリーダー日像上人が、深谷温泉の名を広めたとされ、また倶利伽羅峠の戦いで木曽義仲に敗れた平家の落ち武者や、剣豪「宮本武蔵」が入湯したという伝説も残されています。
藩政時代には、金沢の「奥座敷」として、加賀八家筆頭の前田土佐守に気に入られ、前田家一統のお墨付きを頂いたそうです。
温泉の場所:石川県金沢市深谷町
深谷温泉は琥珀色の湯で「美肌と健康の湯」として知られていますが、この珈琲色の湯の元は、何千万年も昔の土の中にたい積した植物によるもので、植物エキスの効能による天然の薬湯を楽しむことができます。
金沢の市内から車で15分ほどの山間にある温泉でもあり、金沢市内の東山、兼六園、片町や、能登方面への観光の拠点としても利用できる温泉です。
日帰り入浴も可能な宿もあります。
【泉質】
炭酸水素塩泉
【効用】
痔疾・疲労回復・神経痛・筋肉痛
【交通】
鉄道 ⇒ JR北陸本線「森本駅」よりタクシーで約5分
車 ⇒ 北陸自動車道「金沢東IC」より約5km
深谷温泉 宿の予約と詳細