宝川温泉は水上温泉郷の一つで、利根川の源を有する群馬県北部の山間部の、水量豊かな宝川の渓流沿いに、日本有数のスケールを誇る露天風呂が点在しています。
宝川の渓流には日本一を誇る広さの露店風呂があり、大自然のふところに抱かれ、俗塵を忘れて湯にひたれるのは、ここならではの魅力です。
利根川の支流・宝川は、昭和の初めまで銅の採掘が行われ、文字通り「宝の川」と呼ばれていた。
山あいを縫つて流れる宝川の清流は、涼しげな水音を響かせて、色濃く茂る山の緑を水面に映し出しています。
温泉の場所:群馬県利根郡みなかみ町
宝川温泉は、傷ついた鷹が湯浴みしているのを見て発見されたとか、はるか昔日本武尊が東国遠征の折に発見したという、伝説が伝えられています。
湯治場としての施設が整ったのが大正年間(1912?1926年)のことです。
当時は茅葺の一軒家という簡素のもので、昭和3年に上越線が水上駅まで開通してからも、駅から先は山中を利根川沿いに歩くか、トロッコで向かうしかなかったようです。
その当時から変わらないのが宝川温泉のシンボル、渓流に沿つて湧く露天風呂。
とにかくこの湯がすごい。
川の両岸に点在する露天を合わせると、なんと総面積450畳分という壮大なスケール。
しかも、すべての浴槽で源泉かけ流しを基本としているという(夏場のみ-部加水あり),毎分1800リットルも湧出する恵まれた湯量があってこそ。
また、「熊のいる温泉」としても知られ、人気があります。
数軒の宿が集まったように見えるが巨大な複合一軒宿です。
又 宝川温泉よりもさらに上流に水上高原スキー場があります。
【泉質】
単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
【効能】
疲労回復(胃腸病)
【交通】
鉄道 ⇒ JR上越線「水上駅」よりバスで約35分
車 ⇒ 関越自動車道「水上IC」より約18km
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