脳卒中の麻痺の改善に効能のある硫酸塩泉
野山の獣である鹿や猿が、自然に自噴する湯に浸かって「傷を癒していた」など伝説のある温泉に多いのが硫酸塩泉です。脳卒中に効くといわれる名湯の多くは硫酸塩泉で、湯に浸かれば血圧を下げる働きがあることから、動脈硬化の予防にもなります。
一般的に傷だけでなく、打ち身、やけど、切り傷、ねんざ、皮膚病などにもよく効きます。お湯を飲むと糖尿病や中風にもよく効くというのですから、中高年にはとってありがたい湯です。便秘ぎみの女性にもお勧めの湯。飲めぱ胆汁の分泌をよくして腸の働きを活性化しますから、慢性の便秘や肥満症にも効果があります。
硫酸塩泉は、3種類に分けられます。
ナトリウムを含むナトリウム硫酸塩泉(芒硝泉=ぼうしょうせん)は、硫酸ナトリウムを含んだ苦味泉の一種で、胆のう炎や動脈硬化、リュウマチなどに効きますが、飲泉にはあまり向いていません。
カルシウムを含む多くカルシウム硫酸塩泉(石膏泉)は、苦味泉の一種で、リュウマチや創傷によく効き、飲むと利尿作用があります。
マグネシウムを含むマグネシウム硫酸塩泉(正苦味泉=せいくみせん)は、硫酸マグネシウムが主な成分でリューマチ等に効き目があますが、温泉の数は少ないようです。
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