日本の名湯に一番多い泉質
効きめがからだに穏やかで、効きすぎないのが好きな方におすすめなのが単純泉です。無色透明、無味無臭のやわらかい湯で、入り心地のいいことはもちろん、含まれる化学成分の薄いことから、単純な温泉という名があります。薄いということは刺激が少ないので、効きめが穏やかです。高齢者の療養や手術後の静養にも最適ですし、温泉に余り慣れていない人にも、安心して入れる湯といえます。
重曹泉でも硫黄泉でも「化学成分が薄いお湯」は、すべて単純泉と呼ばれます。逆にいろんな温泉成分が微妙に混ざり合っており、利用できる効果の幅が広いといえます。神経痛、リューマチから脳卒中の回復期や皮膚病、骨折、外傷の後の保養にもよい温泉です。
「温泉の効能書」に、何でもかんでも書いてあるのは、ほとんどがこの単純泉です。穏やかな効き目が好みの人に向いています。「信玄の隠し湯」などの、傷を癒す「傷の湯」として知られるところも多く、また中風の湯として有名なところもあります。泉温が低いため、飲泉すれぱ、軽い胃炎にもよく効きますし、利尿効果もあります。
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