硫黄泉 (硫化水素泉) のカテゴリー
湯之元温泉 【鹿児島県】 ゆのもとおんせん
鹿児島県の西隣、日置市にあるの湯之元温泉は、鹿児島市内からのアクセスがいいところにあります。国道3号をはさんで温泉宿が立ち並び、JR鹿児島線「湯之元駅」からも徒歩いけます。
日本三大砂丘である吹上浜の北端でもあり、ここの海岸から眺める東シナ海に沈む夕日はたとえようのない美しさです。温泉街は海から2Kmばかり内陸に入った所にあり、江戸時代は参勤交代の島津藩の武士が疲れを癒した由緒ある温泉場です。
江戸時代の初め1640年(寛永17年)頃の発見とされ、泉質の良さが評判で観光客だけでなく、漁師や農作業の疲れを癒す地元の湯治客にも人気の名湯です。
泉源の多くが無色透明の単純硫黄泉ですが、源泉によって湯の温度や泉質が違い、ひとつの旅館で複数の泉源を所有している場合も珍しくないといいます。
温泉の場所:鹿児島県日置市東市来町湯田
黒川温泉 【熊本県】 くろかわおんせん
阿蘇山の北に位置する南小国温泉郷のひとつで、標高700m九重山西の筑後川の支流である田の原川沿いに、懐かしさあふれる宿が立ち並び、湯治場の雰囲気を残しています。
発祥は、その昔、病の父のためにウリを盗んだ孝行息子の首を畑の主がはねたところ、なぜか落ちていたのは地蔵の首だったそうです。その首を安置した場所 (現在の外湯・地蔵湯)から温泉が湧き出したといわれます。
もともと山あいのひなびた湯治場であった黒川温泉は、20数軒の旅館経営のほとんどが兼業農家でした。温泉街の整備として統一的な町並みをつくるなどして、有名になったのは2000年以降です。
温泉の場所:熊本県阿蘇郡小国町北黒川
天ヶ瀬温泉 【大分県】 あまがせおんせん
天ヶ瀬温泉は別府、湯布院と並ぶ「豊後三大温泉」のひとつと言われ、九重連山の水を集めて水郷・日田に向かって流れる清流「玖珠川」は水量も豊富で、わずかに川幅が広くなる人里離れた山あいに広がっています。
温泉は1300年の歴史を誇り、天武天皇の世に大地震が起き、崩落した割れ目から温泉が噴出したと言われます。川岸に7つの共同露天風呂があり、立ち上る湯煙が温泉情緒を一層高めます。
温泉の場所:大分県日田郡天瀬町湯山
七味温泉 【長野県】 しちみおんせん
長野県の北部、上高井郡高山村の山田温泉よりさらに奥にはいったところで、南志賀の手前、信州高山温泉郷の一番奥にあり、松川の渓谷沿いに湧く温泉です。
三方を山に囲まれた松川上流の河原に宿が点在しています。もともと7つの源泉から湧き出る泉質の異なる温泉を引いていたことからこの名が付けられました。
温泉の場所:長野県上高井郡高山村奥山田
日光湯元温泉 【栃木県】 にっこうゆもとおんせん
日光湯元温泉は栃木県奥日光の中禅寺湖の奥、湯ノ湖の北岸の湖畔に位置し、1200年以上前に発見されたといわれる温泉です。
日光開山の祖で788年輪王寺を建立した勝道上人の発見と言われ、昔から湯治場として親しまれてきました。
源泉地は温泉街から少し離れた湯ノ平湿原にあり、源泉には屋根が掛けられて守られています。その源泉の湯は地元の旅館だけでなく、近隣の光徳温泉や遠くの中禅寺温泉まで分湯されています。
温泉の場所:栃木県日光市湯元

