塩化物泉(食塩泉) のカテゴリー

湯村温泉 【山梨県】 ゆむらおんせん

湯村温泉は甲府市内の温泉郷で、武田信玄のかくし湯とし知られ、葛飾北斎の「勝景奇覧甲州湯村」にも描かれています。

1200年前の808年に弘法大師が、杖で大石を寄せたところから温泉が湧いた「杖の湯」伝承や、鷲が傷を癒すために舞い下りた「鷲の湯」伝説があります。

甲府駅からタクシーで10分というアクセスの良さから、昭和の文豪も多数訪れています。毎分1トンもの豊富な湯量があり、源泉かけ流しのホテルや旅館も数多く、やわらかく肌がすべすべになるお湯が楽しめます。

温泉の場所:山梨県甲府市湯村


上牧温泉 【群馬県】 かみもくおんせん


上牧温泉は群馬県利根郡の水上温泉郷にあり、月夜野町の利根川沿いに広がる温泉です。

月夜野町は、平安時代の歌人が「よき月夜のう」と感銘の言葉をもらしたことから「月夜の」という地名になったといわれます。

開湯は大正13年ですが、利根川上流の河畔にあり、谷川連峰を背景にして田園地帯の中にあるいで湯です。

JR上越線「上牧駅」からほど近く、ホテル、旅館など5軒ほどの立派なたたずまいの宿が、利根川をはさんで建ち並んでいます。

温泉の場所:群馬県月夜野町上牧


日景温泉 【秋田県】 ひかげおんせん


日景温泉は秋田県大館市から国道7号線を青森に向け北上し、秋田県と青森県との県境である矢立峠の近くの秋田杉の林の中にひっそりとたたずんでいます。

秋田と青森の県境には、良質な厳選を持つ温泉場が数多く、中でも日影温泉はお湯の成分に硫黄が多く含まれることから「東北の草津」とも呼ばれる名湯です。

お湯の効能は高く、三日入れば病も癒えることから「三日一廻りの名湯」として知れられてきました。一軒宿の日景温泉は木造造りで、想ヒバ造りの内湯が自慢で、立ち寄り入浴も可能です。

温泉の場所:秋田県大館市陣馬


志戸平温泉  【岩手県】 しどたいらおんせん

志戸平温泉は花巻温泉郷にあります。豊沢川沿いに松倉温泉から新鉛温泉までの8つが、山を挟んで北側に花巻温泉、台温泉が点在しています。豊沢川沿いの8湯は花巻南温泉峡と呼ばれます。南花巻温泉峡が「温泉郷」ではなく「温泉峡」と表記されるのは、豊沢川沿いの峡谷にあるためだといいます。

豊沢川沿いの志戸平温泉は、約1,200年前の延暦元年、征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の折り、観音様のお告げにより発見し、矢傷を癒したという伝説の残る温泉です。志戸平の地名はアイヌ語の川下(しど)の意味で、「尻戸平」または「志戸臺」などからの命名とされます。

志戸平温泉は1624年の寛永年間から盛んに利用されるようになり、1867年(慶応3年)には、時の盛岡藩主、南部利剛も利用していると伝えられていますが、現在では、一軒宿、湯治場、大型ホテルなど多様な温泉宿が建っています。


温泉の場所:岩手県花巻市湯口


浅虫温泉 【青森県】 あさむしおんせん


浅虫温泉は青森市の東の玄関口にあります。北に陸奥湾、周縁部を八甲田の山々に囲まれた自然豊かな「浅虫地区」は、古くから全国有数の温泉地としても知られており、「森林浴の森日本百選」に選ばれています。

平安時代の876年に円仁が発見したとされ、その名の通り「麻を蒸す」ことのみに使われていた温泉が、1190年にこの地を訪れた法然が、民衆に入浴を薦めたのが始まりとされています。

その名は「麻を蒸す」が転じて「麻蒸」とよばれていましたが、火に縁のある文字「蒸」を嫌って、「浅虫」になったと言われています。

江戸時代には本陣も置かれ、弘前藩の藩主も入浴したと伝えられています。

温泉の場所:青森県青森市浅虫



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