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強羅温泉 【神奈川県】 ごうらおんせん
強羅温泉は神奈川県の西部から静岡県にまたがる、箱根山一帯に広がる箱根温泉郷にある温泉場です。
箱根温泉郷の開湯は738年箱根を訪れた僧の浄定(じょうてい)だと伝えられ、その後秀吉の小田原攻めのときには、底倉温泉で将兵をねぎらったと伝わっています。
強羅温泉は小田急線の箱根湯本駅から出ている箱根登山鉄道の終点「強羅駅」からケーブルカーで「早雲山駅」の周辺に旅館が点在しています。
箱根の表山でもある「早雲山」から1894年(明治27年)に引湯して強羅に温泉宿の開発が始まり、強羅公園が開園し箱根登山鉄道が開通した大正時代に、政財界人や文人などの別荘が建ち始めます。
戦後多くの源泉が掘削されますが源泉ごとの泉質は多様で、別荘の後に建った企業の保養所や箱根屈指の高級旅館が立ち並んでいて周辺には美術館なども多くあります。
温泉の場所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅
柴原温泉 【埼玉県】 しばはらおんせん
柴原温泉は埼玉県の奥秩父にあって、400年の歴史を誇る静かな温泉郷で、蕎麦通にも知られた土地です。
秩父の山間部に4軒の宿が並ぶ柴原温泉は、秩父七湯のひとつと言われ、江戸時代の初めから湯治に利用されてきたと言います。古い木造三階建ての宿は約130年前に建てられた柳屋の旧館がシンボルのようになっています。
お湯は無色透明で、無味無臭の単純硫黄温泉です。
温泉の場所:埼玉県秩父市荒川贄川
磯部温泉 【群馬県】 いそべおんせん
磯部温泉は群馬県安中市にある温泉で、温泉マーク(♨)の発祥の地や「舌切り雀」物語の発祥地でもあります。
旅館の脇を流れる碓氷川に架かる愛妻橋と鉱泉橋から、遠くに妙義山を臨み見ることができます。その鉱泉橋の近くには足湯があります。
愛妻橋からJR磯部駅側に行くと、日帰り入浴施設「恵みの湯」(市営)があり、この施設にある「砂塩風呂」も珍しいと人気があります。
温泉の場所:群馬県安中市郷原
横川温泉 【茨城県】 よこかわおんせん
横川温泉は茨城県常陸太田市にある温泉で、折橋鉱泉という源泉名で呼ばれたりもします。源泉から自噴する温泉は300年の歴史があり、少しぬめりがあり美人の湯としても有名です。
3軒ある旅館からは日本3名瀑の袋田の滝や竜神峡の大吊橋などがあり、春のしだれ桜から秋の紅葉まで観光地として一年中楽しめます。
温泉の場所:茨城県常陸太田市折橋町
湯田温泉 【山口県】 ゆだおんせん
湯田温泉は山口県山口市内に沸く温泉で、田んぼから金色のお地蔵さんや、源泉が湧出したことが名前の由来となっています。
600年以上の歴史があるといわれる山口の名湯で、傷ついた白狐が毎夜池に浸かって傷を治していたところを、お寺の住職が池に手を入れてお湯であることを発見したされたという言い伝えが残っており、今はマスコットにもなっています。
温泉は「西の京」とよばれた、県庁所在地でもある山口市の中心部に近い繁華街に湧いています。山陽路唯一の温泉郷として栄え、今もなお華やかな雰囲気に包まれています。
温泉の場所:山口市湯田温泉
山口市湯田温泉
湯布院温泉 【大分県】 ゆふいんおんせん
由布院温泉は大分県由布市にあり、標高1,584mの由布岳の南西、東西12km・南北8kmの盆地の真中に豊富な湯が沸いています。
豊後富士と呼ばれる美しい由布岳の山麓に広がり、全国3位の湯量を誇る人気温泉地です。秋から冬にかけて朝霧に包まれる野山や金鱗湖の風景はとても幻想的です。
「ゆふいん」はもともと由布院の字が当てられていたが、昭和30年2月に同じ温泉地の湯平村と由院町が合併した際、湯平の「湯」を取って「湯布院町」となりました。
温泉の場所:大分県大分郡湯布院町川上
有福温泉 【島根県】 ありふくおんせん
有福温泉は島根県江津市にあり、今からおよそ1350年前、法道というひとりの修行僧が奥深い山間に湯けむりたなびく温泉を発見したと伝えられています。
有福温泉の地名は「古来より名湯が湧く福有りの里」からついたと言われています。滾々と湧き出る無色無臭透明な単純アルカリ泉は、美しい白肌を作る『美人の湯』として有名です。
有福温泉は世界遺産「石見銀山」観光の拠点ともなっています。
温泉の場所:島根県江津市有福温泉町
宇奈月温泉 【富山県】 うなづきおんせん
宇奈月温泉は富山県黒部市にある温泉で、黒部川と宇奈月川がつくる台地に、湯量豊富な黒薙温泉から引湯して大正時代に開湯しました。
黒部川の渓谷沿いなどに旅館や保養所が立ち並び、黒部峡谷鉄道のトロッコ観光の拠点でもあり、古くは黒部電源開発の基地として多くの建設関係者で賑わいました。
今は黒部峡谷観光やスキー客で賑わう北陸の代表的な温泉で、大型の宿泊施設がそろいます。紅葉の時期の渓谷美が素晴らしい、湯量豊富な温泉地です。
温泉の場所:富山県下新川郡宇奈月町
宝川温泉 【群馬県】 たからがわおんせん
宝川温泉は水上温泉郷の一つで、利根川の源を有する群馬県北部の山間部の、水量豊かな宝川の渓流沿いに、日本有数のスケールを誇る露天風呂が点在しています。
宝川の渓流には日本一を誇る広さの露店風呂があり、大自然のふところに抱かれ、俗塵を忘れて湯にひたれるのは、ここならではの魅力です。
利根川の支流・宝川は、昭和の初めまで銅の採掘が行われ、文字通り「宝の川」と呼ばれていた。山あいを縫つて流れる宝川の清流は、涼しげな水音を響かせて、色濃く茂る山の緑を水面に映し出しています。
温泉の場所:群馬県利根郡みなかみ町
新那須温泉 【栃木県】 しんなすおんせん
新那須温泉は黒磯市から那須街道を進むと那須温泉郷の玄関口にあります。
開湯は大正時代で、温泉街はつくらずに那須湯本の自然豊かな林の中に旅館やペンションが点在しています。
泉温が高く、良質な湯で、那須御用邸も近く静かで清らかな環境です。
温泉の場所:栃木県那須町湯本
薬研温泉 【青森県】 やげんおんせん
薬研温泉は青森県下北半島の大畑川にあり、その上流2kmあたりに奥薬研温泉があります。開湯は1615年、大坂夏の陣で敗れた城大内蔵太郎が当地まで落ち延びてきた際に発見したとされます。
薬研とは漢方薬をすりおろす器具のことで、源泉の湧出口がその薬研に似ていたことから名付けられたといわれています。
交通が不便なぶんだけ野趣に溢れ、渓流には岩魚がいます。銘木ヒバの原生林に囲まれた温泉地で、豊臣方の落ち武者伝説が伝えられるところです。
温泉の場所:青森県むつ市大畑町薬研
筋湯温泉 【大分県】 すじゆおんせん
大分県玖珠郡九重町にある筋湯温泉は、涌蓋山の山麓標高1000mの山峡に湧く温泉で、九重連山に抱かれたのどかな山里の地にあります。
山麓にもくもくと立ち上る湯煙が温泉情緒を一層高めます。1000年以上の歴史を誇る筋湯温泉の名物は「打たせ湯」です。筋の病に効くから「筋湯」とも湯滝が筋のように見えるから「筋湯」と呼ばれるように、打たせ湯で有名なのが筋湯温泉です。
白壁造りでどっしりと建つ共同浴場「うたせ大浴場」には、18本の打たせ湯が並び実に迫力があります。別名「あんまいらずの湯」などもと呼ばれ、温熱作用と油圧による効果が期待できます。
4軒ある共同浴場のうち、露天風呂の「岩ん湯」にも滝湯が流れ落ちています。
温泉の場所:大分県玖珠郡九重町湯坪筋湯
カルルス温泉 【北海道】 かるるすおんせん
カルルス温泉は北海道の登別温泉の北西約8km、来馬岳、オロフレ山の麓登別川の狭い谷間に7軒の旅館があります。
温泉の歴史は1886年(明治19年)、屯田兵入植地として登別川上流の調査をしていた際に発見されました。
チェコスロバキアの有名な温泉「カルルスバード(現在カルロビ・バリ)」の泉質によく似ていることから、カルルスの名前が付いた源泉掛け流しの温泉です。
温泉の場所:北海道登別市カルルス町
糠平温泉 【北海道】 ぬかびらおんせん
糠平温泉は北海道河東郡上士幌町にあります。東大雪の大自然に抱かれた糠平温泉は、1919年(大正8年)に大雪山の原生林のなかで発見されました。
単純泉、弱食塩泉の湯は神経痛、胃腸病等に効能があり、宿泊施設の湯は全て源泉100%です。大正7年に発見され、同13年から温泉旅館の営業が始められました。
うっそうとした原始林に囲まれた温泉時代が約30年続いたあと、ダムの建設により糠平湖が誕生し、森と湖の温泉街として生まれ変わりました。
温泉の場所:北海道河東郡上士幌町糠平
奥津温泉 【岡山県】 おくつおんせん
三丘温泉は山口県周南市にあります。岡山県の北部、中国山地にあり、町の中央を県下三大河川の一つ、吉井川を跨ぐ奥津橋を中心に、肩を寄せ合うように温泉街があります。
発見は古く、八雲朝廷時代に少彦名命が地方を巡視した際に、温泉が発見されたなどと伝えられています。
戦国時代の武将や津山藩の湯治場にも使われた由緒ある湯の里です。最近では日本観光地百選にも選ばれ、その名が全国に知られています。
温泉の場所:岡山県苫田郡奥津町奥津
美又温泉 【島根県】 みまたおんせん
美又温泉は島根県浜田市に、1864年(元治元年)に発見された、美又川沿いの温泉です。美又川のほとりに国民保養センターの他8件の旅館があり、持ち帰り可の温泉スタンドも人気があります。
美又温泉は美人の湯としても有名で、何といっても入浴すると、肌がスベスベになるのが特徴です。女性には特にオススメです。良質の温泉を使った化粧品も製造されているほどです。
お湯に入れば、独特の心地よい手触りと肌触りがあり、温泉から上がってしばらくしても、化粧水か乳液をつけたようにすべすべでなめらかです。1996年には、新泉源のボーリングに成功し、湯量、泉質も豊富になっています。
温泉の場所:島根県浜田市金城町
飛騨高山温泉 【岐阜県】 たかやまおんせん
北アルプスの雪解け水が、長い時間をかけて地下に浸み込み温泉となって湧き出たのが飛騨高山おんせんです。
古い町家造りの家が並び、出格子が古都、小京都の風情を感じる高山市内の温泉が飛騨高山温泉で、22軒ほどのホテルや旅館などがあります。
陣屋朝市や古い町並みなど市街の観光スポットへも徒歩圏内です。
温泉の場所:岐阜県高山市内
湯瀬温泉 【秋田県】 ゆぜおんせん
湯瀬温泉は秋田県鹿角市にあります。湯瀬温泉は米代川の渓流に沿い、湯煙を上げている静かな温泉で、川の瀬からも湯が湧くほど湯量が豊富なことから「湯瀬」と名づけらたと伝えられています。
緑の山並みに抱かれた温泉街は、近代ホテルと昔の湯治場の面影が共存し、ゆったりとした感じを抱かせる温泉郷です。
また、湯瀬渓谷は、米代川の清流によって浸食された峡谷と、その両側に切り立つ奇岩絶壁の連なり、奇岩上に点在するヒメコマツの風情が美観を呈しています。
春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季それぞれの景観が美しいです。新秋田三十景の一つにも選ばれています。又群馬の川中温泉、和歌山の竜神温泉と並んで、日本三大美人の湯として知られています。
温泉の場所:秋田県鹿角市八幡平湯瀬温泉
吉岡温泉 【鳥取県】 よしおかおんせん
吉岡温泉はJR鳥取駅の北東一帯の繁華街に広がり、5軒の旅館があります。全国でも珍しい県庁所在地の市街地に湧く温泉です。鳥取市は江戸時代、宿場町として栄え、今も静かな温泉宿場の情緒あふれる温泉です。
歴史は1000年の昔、病気に苦しむ長者の娘の夢の中に薬師如来が現れ「柳の木下に霊泉がある」とのお告げにより発見されたと伝えられています。
天長より慶長年間の末まで、鳥取城主池田公、および亀井公が、参勤交代の途中に入湯されたという歴史のある湯治湯です。
温泉の場所:鳥取県鳥取市吉岡
別所温泉 【長野県】 べっしょおんせん
別所温泉は長野県上田市にある温泉です。伝説では景行天皇の時代、日本武尊の東征の折りに発見されたといわれています。塩田平を囲む山なみの西方にそびえる夫神岳のふもとに、絶えまなく湧き続けて来たのが別所の温泉です。
平安時代に清少納言が随筆「枕草子」で詠んだ、「七久里(ななくり)」だという説など、平安時代の有名な和歌集にもその名をとどめています。
鎌倉時代には北条氏の居館塩田城にも近いので、北条一族が好んで来湯することも多かったとされ、国宝八角三重塔のある名刹「安楽禅寺」は北条氏の開基によるところから、別所という地名は北条氏の別荘の意であるとも言われています。江戸藩政時代には、温泉は上田藩主所有の時もありました。
温泉の場所:長野県上田市別所温泉
浅間温泉 【長野県】 あさまおんせん
浅間温泉は、長野県松本市にある温泉で、松本市街と北アルプスを望む高台のゆるやかな斜面に、中信随一の温泉街が広がっています。
古くは日本書紀(西暦698年・飛鳥時代)に、浅間の湯と思われる一節がありますが、開湯は約1000年前と言われ、939年(天慶2年)に地元の豪族犬養氏が発見し、「犬養の湯」と呼ばれていたこともあります。
江戸時代には松本藩主の御殿湯(現在の日帰り入浴施設「枇杷の湯」)が置かれ、湯守によって管理されていました。
温泉の場所:長野県松本市浅間温泉
湯ノ花温泉 【福島県】 ゆのはなおんせん
湯ノ花温泉は福島県南会津郡南会津町にあります。湯ノ岐川の渓流に約20軒の宿がある素朴な山のいで湯です。
大師堂や弘法池間には木道も整備されおり、湿原から2.5km、60分の帝釈山は標高2060mで、奥鬼怒の秘境でもあり日光連山や会津高原の眺めがすばらしいところです。
約700年前の鎌倉時代に発見されたと伝えられ、湯端の湯、弘法湯、天神湯、石湯4カ所の共同浴場があります。湯端の湯と弘法の湯は男女別々で、天神の湯と石湯は混浴になっています。
温泉の場所:福島県南会津郡舘岩村湯ノ花温泉
山田温泉 【北海道】 やまだおんせん
山田温泉は北海道河東郡鹿追町にあり、然別湖畔から糠平へ向かう道道を北上するヤンベツ川河畔にある温泉で、大自然の山の湯として人気があります。
然別湖は大雪山国立公園の南部に位置するカルデラ湖で、道の天然記念物・ミヤベイワナが生息しています。その然別湖から北へ約2km進んだ原生林の中に一軒宿があります。
山田温泉は「然別湖ホテル福原」の別館で、期間限定(6月下旬から10月上旬まで)の隠れ家的温泉宿で、電気は自家発電で、無線の公衆電話しかないなど、まさに「秘湯」の趣があります。
温泉の場所:北海道鹿追町然別
湯野上温泉 【福島県】 ゆのかみおんせん
湯野上温泉は福島県南会津郡下郷町にあります。新潟にそそぐ阿賀野川上流、大川ラインの景勝地、四季折々の渓谷美を楽しめる閑静な温泉郷です。
湯野上温泉の開湯は、明治時代の中期ですが、開湯伝説によれば八世紀「天平時代」の頃、仲間との争いに敗れた猿が、お湯で傷を癒しているところを村人が見つけ、猿湯と名付けたのが初めといわれ、源泉名にその名前が残っています。
源泉は那須火山帯に源を発し、各種疾病に効能があるという噂と、豊富な湯量と大川渓谷沿いの雄大な眺めで知られる湯野上温泉は、人気のある温泉場です。
温泉の場所:福島県南会津郡下郷町湯野上
磐梯熱海温泉 【福島県】 ばんだいあたみおんせん
磐梯熱海温泉は福島県郡山市にあります。開湯は室町時代初期の南北朝時代、公家の娘が不治の病をこの地で湯治、平癒したころから始ります。
熱海という地名は、平安末期に奥州征伐の後、この地の領主になった源頼朝の家臣の出身地が伊豆に熱海であったことに由来しています。明治代岩代国であったころから、岩代熱海とも言っていた頃もあります。
温泉の場所:福島県郡山市磐梯熱海
渋温泉 【長野県】 しぶおんせん
渋温泉は長野県下高井郡山ノ内町にある温泉で、「湯田中渋温泉郷」と呼ばれる温泉郷にあります。
開湯は1300年前に行基が発見したとされますが、夜間瀬川支流の横湯川沿いに広がる温泉街や湯量をみると、各所から自噴していたと思われます。
石畳の道と木造の旅館の町並みが、古い温泉街を象徴する光景でもあり、雰囲気を漂わせています。
温泉の場所:長野県下高井郡山ノ内町
鬼怒川温泉 【栃木県】 きぬがわおんせん
鬼怒川温泉は栃木県日光市にあり、古くは滝温泉という名称で鬼怒川の西岸にありました。発見は1752年とされますが、今の温泉街は日光の寺社領であったことから、日光詣帰りの大名や僧侶達のみが利用できる温泉でした。
明治になると滝温泉が一般開放され、東岸にも温泉が発見されたり、水力発電所ができて鬼怒川の水位が下がり、川底から源泉が発見されると、その後は大型の歓楽街温泉として発展しました。
関東を代表する箱根と並ぶ、東京の「奥座敷」と呼ばれ、東京の浅草と新宿から特急列車で約2時間と立地にも恵まれた温泉です。
温泉の場所:栃木県日光市鬼怒川温泉
鉛温泉 【岩手県】 なまりおんせん
鉛温泉は岩手県花巻市の北西方向に、豊沢川沿いを遡って行くと、花巻南温泉郷の中に一軒宿があります。
開湯600年といわれる鉛温泉は、傷ついた白猿が湯につかって傷を癒しているのを発見したきこりが一軒宿の初代当主だとそうです。
江戸時代には南部藩主も訪れたと言われる名湯の一軒宿は、昭和に入って建てられたケヤキ造りの木造3階建てで、その気品と風格は一見の価値があります。
湯治ができる施設も併設されていて、一般の宿泊施設との真ん中に「白猿の湯」があります。小判型の湯船は1メートル以上もある深湯で、立って入力するようになっていますが、ここがこの宿に伝承されたお湯です。
温泉の場所:岩手県花巻市鉛
阿寒湖温泉 【北海道】 あかんこおんせん
阿寒湖温泉は、国道240号と阿寒湖湖畔の間、遊覧船乗り場あたりに温泉街が広がっています。特別天然記念物マリモの生息地として知られる、阿寒湖の南岸に南側に湧きでた温泉です。
北海道の命名者として知られる松浦武四郎が、安政5年(1858)にこの地を訪れたときには、すでにアイヌの人々が温泉を利用していたといいます。旅館ができたのは明治45年になってからで、飛躍的な発展をしたのは、昭和9年阿寒国立公園に指定されてから観光拠点として発展しました。
温泉の場所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
日奈久温泉 【熊本県】 ひなぐおんせん
日奈久温泉は熊本県八代市にあり、不知火海の海岸沿いに木造三階建ての旅館が点在し、細い路地に懐かしい雰囲気が漂う温泉場です。
1409年ころ浜田六郎が父の刀傷をいやそうと、神に祈ったところ夢でお告げがあり、干潟から温泉が湧き出たところを発見したという伝説があります。
この霊泉発見が伝えられると、六郎の孝徳と霊験とを頼って療養にくる人が多くなり、江戸時代には熊本藩細川氏の藩営温泉となって大浴場が設けられると、八代城主の松井氏や参勤交替途上の薩摩藩島津氏もよく利用したと言われています。
温泉の場所:熊本県八代市日奈久上西町123
鉄輪温泉 【大分県】 かんなわおんせん
大分県別府市中心部に数百ある温泉の総称を別府温泉といい、別府八湯とも呼ばれているひとつに鉄輪温泉があり、別府地獄巡りの中心地でもあります。
鉄輪温泉の歴史は古く、鎌倉時代中期の僧侶で時宗の開祖でもある一遍上人が念仏行脚の途中、鉄輪の地で猛り狂う地獄地帯を鎮め、湯治場を開いたのが始まりとされ、今でも一遍上人が開いたとされる蒸し湯跡があります。
鉄輪温泉は前面に別府湾と大分市街、後に扇山と鶴見岳(1375m)を望む風光明媚な場所で、別府で最も源泉が多く、湯煙りが立ち上がるまさに別府を象徴する景観代表温泉場です。
温泉の場所:大分県別府市鉄輪
別府温泉 【大分県】 べっぷおんせん
別府温泉は大分県別府市にある温泉で、豊富な湧出量を誇る日本有数の温泉場です。
「別府温泉」は別府温泉以外の別府八湯(浜脇温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)を含む、別府市内にある温泉場の総称でもあります。
温泉の場所:大分県別府市中央町
真賀温泉 【岡山県】 まがおんせん
真賀温泉は岡山県北部、真庭市にある湯原温泉郷の最南端にあります。
湯原温泉郷は温泉で、湯原温泉・下湯原温泉・足温泉・真賀温泉・郷緑温泉の5つの温泉の総称で、湯郷温泉、奥津温泉などと「美作三湯」と呼ばれています。
真賀温泉は400年以上の歴史を誇る温泉で、後醍醐天皇の時代(1318-1399年)伯耆船上山の戦いに敗れた武将の傷を治したと言われ、江戸時代の勝山藩、津山藩の湯治場として使われていた歴史のある名湯です。
旭川の川沿いの山の斜面にぴったりとくっつくように四軒の旅館が建ち、昔懐かしい湯治場の雰囲気を漂わせています。
温泉の場所:岡山県真庭市仲間
古奈温泉 【静岡県】 こなおんせん
長岡温泉は120以上の源泉を持ち、1300年もの歴史ある古奈温泉と明治時代に発見された長岡温泉を合せて伊豆長岡温泉といいます。
豊富な湯量を誇り、伊豆半島を南北に流れる狩野川の西、源氏山の麓に広がる中伊豆屈指の大温泉場とで、源氏山の東を古奈、西を長岡と呼びます。
歴史的には鎌倉時代の史書「吾妻鏡」にも記載が残っており、源頼朝が伊豆韮山の蛭ケ小島に幽閉されていた時にしばしば訪れたと伝えられています。
また、平安時代に源三位頼政の奥方として宮中に仕え、絶世の美女とうたわれた「あやめ御前」の出身地としても有名です。
温泉の場所:静岡県伊豆の国市古奈
塔之沢温泉 【神奈川県】 とうのさわおんせん
箱根七湯の一つに数えられる塔之沢温泉は箱根街道いつもお世話になっております。沿いに流れる早川に架かる吊り橋の奥に一軒宿があります。
塔之沢温泉は、早川沿いで箱根湯本温泉の奥にある温泉。江戸時代から文学や旅行案内によく描かれました。
江戸初期に発見された温泉ですが、100年も経たずに藤本由己著『塔澤紀行』にあるように「元湯、一湯、せとの湯...など12-13もの湯つぼがある」と書かれるほどの湯治場になりました。
温泉の場所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢
北温泉 【栃木県】 きたおんせん
那須温泉郷は栃木県那須郡にある那須岳の周囲に点在する温泉の総称で、俳人松尾芭蕉が殺生石を訪れた頃から塩原温泉郷と並ぶ温泉場でもあります。
那須は温泉街の手前に皇室の那須御用邸があることで有名です。北温泉は栃木県那須町の奥座敷、関東でも屈指の秘湯である奥那須の余笹川上流の南岸に沸いています。
湯本温泉以外は小さな温泉場で、那須岳斜面点在しています。北温泉は駐車場から山道をしばらく歩くと、数軒の建物が地形に合わせて建てられています。
温泉の場所:栃木県那須町湯本
道後温泉 【愛媛県】 どうごおんせん
道後温泉は愛媛県松山市道後に沸く温泉です。日本最古の温泉の一つ(道後温泉、有馬温泉、白浜温泉)で、急病になった少彦名命がこの湯に入って元気になったという神話も残ります。
約3000年の歴史をもつ名湯として知られ、日本書紀、風土記、万葉集、源氏物語にも描かれたり、聖徳太子、一遍上人、小林一茶など多くの歴史上の人物が訪れたと伝えられています。
道後温泉の商店街には明治27年に建築された「道後温泉本館」が湯の町らしい風情を漂わせています。国の重要文化財に指定され、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台となったことでも有名で、小説の中に登場したことで別名「坊ちゃんの湯」とも呼ばれています。
温泉の場所:愛媛県松山市道後鷺谷町
花敷温泉 【群馬県】 はなしきおんせん
花敷温泉は群馬県吾妻郡の白砂川と長笹川が合流するあたりにある素朴な温泉で、木曽義仲の残党の落人伝説が残る山里の湯です。車で25分の距離に有名な草津温泉がります。
花敷温泉の名前は、源頼朝の「山桜夕陽に映える花敷きて、谷間にけむる湯にぞ入る山」という歌にちなんでつけられたそうです。さらには地名も歌にちなんで「入山」と名づけられたそうです。
温泉の場所:群馬県六合村入山
霧島神宮温泉 【鹿児島県】 きりしまじんぐうおんせん
霧島神宮温泉は鹿児島県の霧島神宮を中心として、霧島山新燃岳中腹から霧島川に沿って霧島神宮駅に至る南北約8kmの範囲に、旅館やリゾート施設などの温泉施設が点在しています。
神話のふるさと霧島神宮一帯は、天孫降臨伝説にまつわる霧島連山のふところだけに、独特の神秘的な雰囲気を醸し出しています。
昭和初期、霧島神宮への参詣客のために約5km離れた霧島山新燃岳中腹にある「湯之野温泉」から引湯していたが、その後1961年に98℃の新たな温泉源の掘削に成功して開発が進みました。
温泉の場所:鹿児島県霧島町田口
畑毛温泉 【静岡県】 はたけおんせん
花敷温泉は群馬県吾妻郡の白砂川と長笹川が合流するあたりにある素朴な温泉で、木曽義仲の残党の落人伝説が残る山里の湯です。車で25分の距離に有名な草津温泉がります。
花敷温泉の名前は、源頼朝の「山桜夕陽に映える花敷きて、谷間にけむる湯にぞ入る山」という歌にちなんでつけられたそうです。さらには地名も歌にちなんで「入山」と名づけられたそうです。
温泉の場所:静岡県函南町畑毛
鹿教湯温泉 【長野県】 かけゆおんせん
鹿教湯温泉は長野県上田市の南西にあり、千曲川の支流「内村川」に沿って広がる静かな山あいに、30軒の大型旅館と2軒の共同浴場があります。
開湯伝説では、文殊菩薩の化身である怪我をしていた鹿が、漁師に教えた湯と言うことで「鹿教湯(かけゆ)」と呼ぶようになったと言われています。前面の山の中腹にある文殊堂には、行基が彫ったとされる文殊菩薩像が安置されています。
昔から「中風に効く名湯」として有名で、1797年(寛政9年)に上州新田郡の代官が中風治療に訪れていたという記録もあるほどです。
現代の湯治場としてのモデル地区といってもいいほど療養施設も充実しており、昭和31年には環境庁選定国民保養地になっています。
温泉の場所:長野県小県郡丸子町西内鹿教湯
板室温泉 【栃木県】 いたむろおんせん
板室温泉は那須塩原市にあり、栃木県那須郡にある那須温泉郷のひとつです。那須温泉郷は那須岳の周辺に点在する温泉の総称ですが、板室温泉は那須連山の西端に位置し、他の温泉から少し離れた那珂川の支流の湯川沿いに湧く温泉です。
板室温泉は那須七湯の一つに数えられ、後冷泉天皇の1059年(康平二年)、那須三郎宗重が発見し「下野の薬湯」と称され広く天下に知られた名湯です。
板室温泉は栃木県内でも有数の源泉を持ち、現在では22の源泉が確認され、板室渓谷の新緑や紅葉の豊かな自然景観が保たれています。
温泉の場所:栃木県黒磯市板室
栃木温泉 【熊本県】 とちのきおんせん
栃木温泉は、熊本県阿蘇郡(旧国肥後国)の阿蘇山周辺にある阿蘇温泉郷周辺に点在する温泉の総称です。阿蘇山の火山を起源つする温泉で、豊富な湯量が自慢でもあります。
中でも南阿蘇の自然に囲まれた栃木温泉は、白川渓谷を望む位置にあるひなびた温泉です。手負いの猪が傷口を温泉のお湯で癒していたところを、猟師が見つけたことが栃木温泉の発見だといわれています。
国の天然記念物「北向山原始林」が目の前に広がり、主要道に近い割には静かなたたずまいといえます。
温泉の場所:熊本県阿蘇郡長陽村河陽
俵山温泉 【山口県】 たわらやまおんせん
俵山温泉は山口県の長門市郊外の山間の川沿いにあり、日本一の湯治場と言っても過言でない温泉場です。山口県を代表する長門湯本温泉から、整備された県道34-38号線で南西に12kmのところにあります。
温泉湧出の歴史は古く、開湯伝説によると平安時代(916年)、漁師が白猿に矢を放った後に温泉が湧いていたとか、薬師如来の化身である白猿が発見したと言われています。
町中にある共同浴場は「町の湯」と日帰り温泉施設「白猿の湯」がありますが、昭和30年代にタイムスリップしたような温泉場風情が残る温泉街が息づいています。
温泉の場所:山口県長門市俵山湯町
郷緑温泉 【岡山県】 ごうろくおんせん
郷緑温泉は岡山県真庭市本庄にあり、湯原温泉の南方4km。旭川の支流、鉄山川沿いにある一軒宿に湧く自噴温泉です。
温泉が発見されたのは200年くらい前で、その後明治時代に掘削をして現在に至っていますが、それ以来青い色の岩の割れ目から豊富なお湯が出続け、浴槽から源泉が掛流されています。
湯治客限定の温泉で入湯税が免除されています。温泉宿とは思えない程の建物が目印です。
温泉の場所:岡山県真庭市本庄
下部温泉 【山梨県】 しもべおんせん
下部温泉は山梨県の南巨摩郡身延町にあって、富士川の支流下部川(湯川)に沿って温泉宿が建ち並んでいます。
温泉の歴史は古く、836年(承和3年)に熊野権現の出現で温泉が湧いたといわれ、戦国時代には、甲斐の名将武田信玄の隠し湯として、昔から外傷や後遺症に特効があると言われ、湯治場として知られてきました。
下部川の清流の谷あいにひっそりと佇む30軒ほどの木造旅館は、昔ながらの湯治場風情が漂っています。
温泉の場所:山梨県南巨摩郡身延町下部
湯之谷温泉 【鹿児島県】 ゆのたにおんせん
湯之谷温泉は鹿児島県霧島市の霧島温泉郷にありますが、新潟県魚沼市の湯之谷温泉郷と愛媛県西条市にもあります。
霧島温泉郷には、天孫降臨の山「高千穂峰」から日本百名山にも数えられる韓国岳まで連なる霧島連山の山中にあり、今も火山活動を続ける新燃岳の南西に大小10あまりの温泉があります。
湯之谷温泉は中津川の支流、湯之谷の谷間に湧く温泉です。 飛鳥時代に斉明天皇が入湯したとも伝えられ、江戸時代中期には湯治に利用されていました。
温泉の場所:鹿児島霧島市牧園町高千穂字湯之谷
湯原温泉 【岡山県】 ゆばらおんせん
湯原温泉郷は岡山県北部の真庭市にあり、温泉番付では西の横綱と称されるほどの人気温泉場で、旭川沿いに下流から上流へ真賀、足、郷緑、下湯原、湯原の5つの温泉が点在しています。
開湯伝説では、播磨の名刹「円教寺」の性空上人が重病で倒れた時、夢枕に天童が現れてここに湯があることを暗示したと言われています。
古くから山陽と山陰を結ぶ宿場町として栄え、今もその面影を色濃く残している温泉街は、中上流域の河原からは湯が湧いており、お風呂に利用されているお湯はほんの一部で、ほとんどは未利用のまま川に流されているほど湯量が豊富です。
四季折々の風情が楽しめる温泉は、湯治客の姿が絶えることがなく、湯郷温泉、奥津温泉と並び「美作三湯」に数えらています。
温泉の場所:岡山県真庭市湯原町湯本
下呂温泉 【岐阜県】 げろおんせん
下呂温泉は岐阜県下呂市にあります。草津、有馬と並ぶ日本三名泉のひとつでもある下呂温泉は、飛騨川を挟んだ山合いの自然美を満喫できるのどかな温泉街です。
温泉の発見はおよそ1000年前、当時は湯が峰の山頂付近だったが、鎌倉時代に源泉地が現在の場所に移ったと言われます。
下呂温泉の開湯伝説によると、文永2年(1265)、飛騨川で傷を癒す1羽の白鷺に姿を変えた薬師如来が、村人に源泉が沸く場所を教えたというものです。
温泉の場所:岐阜県下呂市森
弥彦温泉 【新潟県】 やひこおんせん
弥彦温泉は新潟県西蒲原郡弥彦村にあります。古くから神の山として信仰された弥彦山のふもと沸いています。
山麓の弥彦神社の参拝客を泊める宿場街として古くから栄えた温泉街で、弥彦山東麓に湧き、山頂からは佐渡島など雄大な眺望が見られます。
弥彦温泉の歴史は古く、千年も前から湧き続く『薬師の湯』と言われ、旅人の疲れを癒してきたと伝えられていますが、その後源泉が枯渇し他から湯を引いていたりもしましたが、近年になるとボーリングによる源泉も掘り当てています。
温泉の場所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦
