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薬研温泉 【青森県】 やげんおんせん
薬研温泉は青森県下北半島の大畑川にあり、その上流2kmあたりに奥薬研温泉があります。開湯は1615年、大坂夏の陣で敗れた城大内蔵太郎が当地まで落ち延びてきた際に発見したとされます。
薬研とは漢方薬をすりおろす器具のことで、源泉の湧出口がその薬研に似ていたことから名付けられたといわれています。
交通が不便なぶんだけ野趣に溢れ、渓流には岩魚がいます。銘木ヒバの原生林に囲まれた温泉地で、豊臣方の落ち武者伝説が伝えられるところです。
温泉の場所:青森県むつ市大畑町薬研
山田温泉 【北海道】 やまだおんせん
山田温泉は北海道河東郡鹿追町にあり、然別湖畔から糠平へ向かう道道を北上するヤンベツ川河畔にある温泉で、大自然の山の湯として人気があります。
然別湖は大雪山国立公園の南部に位置するカルデラ湖で、道の天然記念物・ミヤベイワナが生息しています。その然別湖から北へ約2km進んだ原生林の中に一軒宿があります。
山田温泉は「然別湖ホテル福原」の別館で、期間限定(6月下旬から10月上旬まで)の隠れ家的温泉宿で、電気は自家発電で、無線の公衆電話しかないなど、まさに「秘湯」の趣があります。
温泉の場所:北海道鹿追町然別
山中温泉 【石川県】 やまなかおんせん
山中温泉は石川県加賀市にある加賀温泉郷にある温泉で、今を遡ること1300年前、奈良時代の高僧行基が北陸行脚の折り、夢枕に立った薬師如来からお告げで温泉を発見したとされています。
その後一時荒廃しますが文治年間(1185-1190年)に、この地で鷹狩りをしていた能登の地頭・長谷部信連が、傷めた脚を流れで癒す一羽の白鷺を見て霊泉が湧き出るのを発見し温泉を復興したと言われます。
かの松尾芭蕉が扶桑三名湯(山代温泉、山中温泉、片山津温泉)と称えた日本屈指の古湯は、風呂嫌いの芭蕉も滞在したほどの、肌にやさしくまろやかな名泉と言えます。
温泉の場所:石川県加賀市山中温泉河鹿町
弥彦温泉 【新潟県】 やひこおんせん
弥彦温泉は新潟県西蒲原郡弥彦村にあります。古くから神の山として信仰された弥彦山のふもと沸いています。
山麓の弥彦神社の参拝客を泊める宿場街として古くから栄えた温泉街で、弥彦山東麓に湧き、山頂からは佐渡島など雄大な眺望が見られます。
弥彦温泉の歴史は古く、千年も前から湧き続く『薬師の湯』と言われ、旅人の疲れを癒してきたと伝えられていますが、その後源泉が枯渇し他から湯を引いていたりもしましたが、近年になるとボーリングによる源泉も掘り当てています。
温泉の場所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦
山田温泉 【長野県】 やまだおんせん
この山田温泉は長野県上高井郡の温泉です。上信越高原国立公園(標高900メートル)の中にあり、高山温泉郷の中心ともいえる温泉で、元湯が発見されたのが800年前、現在の地に引湯して開湯したのが200年前という歴史のある温泉です。
その長い歴史には若山牧水、森鴎外など多くの文人が訪れています。与謝野晶子は「心の遠景」の中で山田温泉や松川渓谷を詠んだ20以上の歌を発表しています。
また晩年、不幸な一生を過ごした小林一茶もここを訪れ「春風に猿もおや子の湯治かな」という句を残しています。
温泉の場所:長野県上高井郡高山村山田温泉
