水上温泉 【群馬県】 みなかみおんせん
水上温泉郷は群馬県の北部にあり、標高491.34m、東経138度56分、北緯36度46分に位置し、東部は片品村に、南部は川場村・沼田市・月夜野町(2005年10月よりみなかみ町)に、西南部は新治村(2005年10月よりみなかみ町)に、西北部は新潟県にそれぞれ接しており、利根川に流れ込む幾つかの川沿いに8つの温泉が点在する群馬県有数の温泉郷です。
水上温泉は永禄年間に、海翁和尚が利根川の崖から立ち上る煙を発見したのがはじまりと伝えられています。水上温泉が有名になったのは、若山牧水の「みなかみ紀行」であり、この頃には既に20ないし30の宿が構えていたと記されています。
もっとも上越線の清水トンネルが開通するまでは、一帯は隔絶された深山幽谷の温泉地でした。しかし、温泉情緒と雄大な渓谷美の自然が調和した温泉として多くの文人に愛され、若山牧水以外にも太宰治、北原白秋、与謝野晶子など多くの文人墨客が訪れたといいます。当時は水上温泉という名ではなく、湯原温泉と呼ばれ、今日でもこの地名を用いることがあります。
温泉の場所:群馬県水上町湯原
上越線のJR水上駅近く、利根川上流の渓流沿いの崖に所狭しと大小の宿泊施設があります。その合間を縫って諏訪峡や水上峡があり、紅葉シーズンには多くの観光客で賑わいます。温泉街をゆっくりと走るトテ馬車は水上温泉を代表する風物詩となっています。
利根川には幾つもの橋が架かっており、湯原橋、水上橋はライトアップで知られ、スマートボールなどの遊技場のある昔ながらの温泉街は、今日では物珍しさで人気があります。宿泊客を対象とした温泉地であるために、日帰りの温泉施設は少なかったのですが、最近では多くの旅館が日帰り客に対応するようになってきています。
また、町営の温泉施設「湯テルメ・谷川」や足湯が楽しめる「ふれあい交流館」などがあり、多様化するニーズに対応する姿勢を見せているのも最近の傾向です。
【泉質】
単純温泉・硫酸塩泉
【効能】
神経痛・リュウマチ・胃腸病
【交通】
鉄道-JR上越線「水上駅」より徒歩で約5分
車-関越自動車道「水上IC」より約3km
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