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城崎温泉 【兵庫県】 きのさきおんせん

城崎温泉は兵庫県の北部豊岡市城崎町にあり、開湯1500年の歴史を持つ兵庫県では有馬温泉と並ぶ名湯で、石造りの太鼓橋がかかる小さな川と柳並木は城崎温泉の代表的な風景となっています。

日本海に面した城崎温泉は、志賀直哉の私小説「城の崎にて」の舞台にもなった場所でもあり、温泉場というよりも古きよき日本の風情が残る場所です。

名物は外湯めぐりで、7箇所ある外湯のうちゆったりとした広さの「御所の湯」展望露天風呂の「さとの湯」や岩窟風呂の「一の湯」など、それぞれの湯で趣の違う温泉浴を楽しめます。

また、関西で「カニ」といえば城崎です。日本海に面した津居山港で揚がる「津居山かに」は最高のブランドですが、旬の冬にはどんな宿でも味わえます。

最高の雰囲気で極上の「蟹」を味わいたい方は、伊藤博文などの大物政治家も滞在したことのある「西村屋本館」をどうぞ。玄関周りからも歴史を重ねた重厚なを感じる名旅館です。

温泉の場所:兵庫県豊岡市城崎町湯島


下賀茂温泉 【静岡県】 しもかもおんせん

下賀茂温泉は静岡県南伊豆のにあり、青野川沿いに広がる静かな温泉場で、温泉街には、自噴泉の湯煙りがところどころから立ち上がり、旅情あふれる雰囲気が漂います。

温泉の歴史は古く、温泉の発見は永禄年間(1558-70年)と言われ、開湯伝説によれば、傷ついた鳶が湯川原で湯につかっていたところから発見されたといわれています。

放浪の俳人山頭火が愛した下賀茂温泉は、湯けむりがそこここから立ち上がり、南伊豆の穏やかな風景に溶け込んでいます。

温泉の場所:静岡県南伊豆町下賀茂


鎌先温泉 【宮城県】 かまさきおんせん

鎌先温泉は宮城県白石市の南蔵王不忘山麓に広がる山あいの閑静な温泉地で、1428年村人が岩角に湯気が立ち上るのを見て、持っていた鎌で突いたところ湯が噴き出したので「鎌先」と名前がついたという言い伝えがあります。

江戸時代の諸国温泉番付では「東の前頭」として紹介された名湯です。伊達の殿様も訪れた鎌先の湯は、切り傷や火傷に特効のある薬湯として、または手術後の療養客をなどの湯治客に親しまれてきました。

温泉の場所:宮城県白石市福岡蔵本鎌先


湯之元温泉 【鹿児島県】 ゆのもとおんせん


鹿児島県の西隣、日置市にあるの湯之元温泉は、鹿児島市内からのアクセスがいいところにあります。国道3号をはさんで温泉宿が立ち並び、JR鹿児島線「湯之元駅」からも徒歩いけます。

日本三大砂丘である吹上浜の北端でもあり、ここの海岸から眺める東シナ海に沈む夕日はたとえようのない美しさです。温泉街は海から2Kmばかり内陸に入った所にあり、江戸時代は参勤交代の島津藩の武士が疲れを癒した由緒ある温泉場です。

江戸時代の初め1640年(寛永17年)頃の発見とされ、泉質の良さが評判で観光客だけでなく、漁師や農作業の疲れを癒す地元の湯治客にも人気の名湯です。

泉源の多くが無色透明の単純硫黄泉ですが、源泉によって湯の温度や泉質が違い、ひとつの旅館で複数の泉源を所有している場合も珍しくないといいます。

温泉の場所:鹿児島県日置市東市来町湯田


黒川温泉 【熊本県】 くろかわおんせん


阿蘇山の北に位置する南小国温泉郷のひとつで、標高700m九重山西の筑後川の支流である田の原川沿いに、懐かしさあふれる宿が立ち並び、湯治場の雰囲気を残しています。

発祥は、その昔、病の父のためにウリを盗んだ孝行息子の首を畑の主がはねたところ、なぜか落ちていたのは地蔵の首だったそうです。その首を安置した場所 (現在の外湯・地蔵湯)から温泉が湧き出したといわれます。

もともと山あいのひなびた湯治場であった黒川温泉は、20数軒の旅館経営のほとんどが兼業農家でした。温泉街の整備として統一的な町並みをつくるなどして、有名になったのは2000年以降です。

温泉の場所:熊本県阿蘇郡小国町北黒川



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