湯河原温泉 【神奈川県】 ゆがわらおんせん
神奈川県の西南端に位置する湯河原町は、相模湾を東に望み、三方を箱根外輪山や伊豆・熱海の山々に囲まれ、一年を通じ温暖な気候に恵まれた、風光明媚な環境にあり、旅館は川沿いに長く伸びて点在しています。
湯河原温泉の発見には諸説あって、およそ1200年前の奈良時代には、すでにコンコンとお湯が湧いていたと、万葉集の一首が物語っています。
江戸時代には、湯を樽に詰めて将軍家へ献上したという「湯道中」が行われ、「湯かけまつり」はこの「湯道中」に起源をもちます。関東でもっとも古い温泉の一つで「傷の湯」と言われ、外傷に効く湯として知られています。
首都圏から近いこともあり、観光客や避暑に訪れる人は多く、春は新緑、6月は「ホタルの宴」夏は湯河原海水浴場、秋は紅葉、みかん狩り、1月下旬からは「梅の宴」と、湯河原は年間を通じて楽しめるところです。
温泉の場所:神奈川県足柄下郡湯河原町
春先には近年になって一般公開された幕山公園の梅林が有名になり、紅梅や白梅が咲き乱れる季節には「梅の宴」が催されます。
温泉街の中心にあるのは、万葉集にも詠まれた「万葉公園」があります。公園の道添いには、万葉集にちなむ草花が植栽されています。万葉の歌碑や、国木田独歩の記念碑などもあります。
ほたるの里でもある湯河原は、水にも恵まれています。温泉水が流れる川は年中32℃の水温で、ホタルのえさとなるカワニナの生育に適していてます。3月にはホタルの幼虫の放流も行われ、ホタルの観賞は6月から7月上旬まで、気温の高い風のない夜が見ごろで、毎年2万人近くが訪れます。
豊かな水量を誇る「不動滝」が一年中変わらず壮観なのは、背後の自然林に支えられています。特に新緑や紅葉の時期の景観がお勧めです。
散策で疲れた足を休めるには、「独歩の湯」(湯河原町宮上704)がおすすめです。国木田独歩にかけた、足湯だけの珍しい温泉です。9つの足湯をまわると冬場の外でも体中がじんわりと暖まってきます。
また、全身の疲れを取るなら、町営の「こごめの湯」(湯河原町宮上562-6)です。気軽に露天風呂を利用できる、日帰り入浴施設となっています。
新鮮な魚介類だけでなく、四季折々の味覚が味わえるのも湯河原の魅力のひとつです。相模湾で獲れる新鮮な魚介類や、季節の野菜で飽きのこない、あっさりとした味付けの懐石料理などを食べてみたいものです。
| 湯河原温泉のスポット | ||
![]() 湯河原駅前 |
![]() 温泉街 |
![]() 独歩の湯(300円) |
【泉質】
ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
【効能】
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症など。
【交通】
鉄道 ⇒ JR東海道本線「湯河原駅」よりバスで約10分
車 ⇒ 西湘バイパス「石橋IC」より約13km
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